自律神経と睡眠の関係

自律神経と生活リズムのところでもお話ししましたが、自律神経失調症の人には、不眠を抱えている人が非常に多いといわれています。

交感神経が働きすぎることで、眠りにつけなくなり、眠りにつけないことが悩みの種となってしまい、さらに交感神経がはたらきます。この悪循環が常態化してしまうのを防ぐためにも、まずは眠りの仕組みを確認してみましょう。

睡眠時には、副交感神経がはたらきます。このことで心身ともにリラックス状態になり、1日の疲れを癒すことができます。また眠りには、レム睡眠という深い睡眠と、ノンレム睡眠という浅い睡眠があり、眠っている最中はこの2つを90分間隔で繰り返しています。

私たちが夢を見るのはノンレム睡眠時で、人は1日に100分以上の夢を見るといわれています。その多くが現実世界よりも遥かに雄大な夢のようですが、人々は夢のうち、最後に見た2~3%しか覚えていないそうです。夢に関する研究は現在も発展途上にあり、はっきりとしたことはわからない状態です。

不眠を抱える人にとって重要なのは、眠りの質がよいことと、入眠をスムーズに行うことができるということです。睡眠の前にリラックスすることで、早めに眠れるようになり、目覚めがすっきりします。このようなしっかりした睡眠をとることは、日常的な肌荒れ対策にもなります。

次回は、具体的にどのように入眠時にリラックスし、副交感神経をはたらきやすくするかを説明します。

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