自律神経失調症の
症状があらわれる仕組みには、2つあります。交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないか、
自律神経を司る視床下部が混乱することです。
全身の
症状は、視床下部が混乱することによって起こります。 具体的には倦怠感、ほてり、めまいなどを慢性的に感じるようになります。これらの全身
症状のうち、ほてりやだるさなどは不定愁訴です。また、睡眠障害を起こす人もいます。
倦怠感とは、特段体を使ったり運動したりしていないのに疲れを感じることです。ひどくなると、布団から出られなくなることもあります。
ほてりとは、周りの温度とは関係なく体が熱くなったり、汗をかいたりすることです。
自律神経の乱れによって、体温調節がうまくいかなくなることでこの
症状が出ます。
めまいは、周囲が回るように感じるものと、自分自身がふらふらしていると感じるものの2種類があります。ふらつきや立ちくらみも、めまいの1種といえます。
睡眠障害とは、寝つきが悪い、眠りが浅いなどの
症状のことをいいます。この際、眠れなくなることを不安に思って緊張してしまい、その不安のせいで眠れないという悪循環を引き起こしやすいことも特徴です。
このように身体の各器官は密接に関わりを持っていて、身体の調子がこころの調子に影響を与えたり、こころの調子が身体に影響を与えることは
自律神経失調症や心身症の治療の際にはよくみられます。